人の体内時計は、隔離環境では約25hの周期で刻まれている。
1日24hの周期の昼夜リズムとはずれが生じるため、起床後、太陽の光を浴びることにより、毎日このずれを修正している。
視床下部の視交叉上核にあり、網膜からの光信号を受けて松果体からのメラトニンという物質が日照リズムの調節を行っています。
人の意識は“上行性網様体賦活系の活動”により維持されていて、この機能の低下や抑制により、正常睡眠(ノンレム睡眠)が起こります。
■レム睡眠(体の眠り)
主に運動器を休ませることにある。筋の緊張を積極的に抑制する。
成人では一晩の20〜25%がレム睡眠に費やされる。体は休息しているが、
記憶の整理などの情報処理をこなしており、脳は活発に動いている。夢を見るのはこのとき。
自律神経機能は不安定
非常に強い、概日リズムによって維持されている。
■ノンレム睡眠(脳の眠り)
主に脳を休ませることにある。脳の休息の度合いにより4段階に分けられており、第3、4段階は脳波所見から「徐波睡眠」と呼ばれ熟睡に当たる。
呼吸、血圧などの自律神経機能は安定している。
脳は休息しているが、成長や免疫などに関するホルモンが盛んに分泌されており、体は働いている。
睡眠物質による「恒常性維持機構」によって制御されている。
不眠症ではこの二つが乱れています。
